当院について 当院について

当院について

院長よりみなさまへ


「西洋医学と東洋医学の
統合医療・全人的医療で
地域の患者様の安心を支えます」

院長 小笠 延昭

当院は淡路島北部にある199床の療養病床中心の病院ですが、実際には急性期から慢性期まで幅広く診療している地域密着型多機能病院です。今でも患者様の殆どが島内で診療を受け治療を完結すると言う医療環境においては病病連携・病診連携が極めて重要であり、この地域連携を我々は最も重視しています。

しかしながら、ここ淡路島では住民の高齢化が全国平均の20年先を進んでおり、医療においても高齢患者様への対策が急務となっています。そこで当院では、健康寿命を伸ばすため、身体機能の衰え(フレイル)に対する積極的な取り組みとしてフレイル専門外来の開始や健康長寿サポート教室の開催を行っています。フレイル専門外来では、その患者様の健康上の問題点を正確に評価把握し、その治療や対策を医師とリハビリスタッフが協働して行っていきます。

我々が所属する平成医療福祉グループでは「絶対に見捨てない」医療・介護・福祉を理念に掲げ、各病院が連携する介護・福祉施設と共に、この理念を堅持して日々の治療に邁進しています。その中でも特に注力しているのがリハビリで、PT・ST・OTの質と数では大病院にも負けないと自負しています。平成28年5月から取り入れているロボットリハビリは当院の自慢の一つで、目を見張る成果を上げてきています。更に力を入れている摂食・嚥下と排泄の機能回復リハビリは、患者様の職場復帰、自宅や在宅系施設への早期退院に大きく寄与しています。また、島内では小児のリハビリ施設は稀有であり、それを担うべく平成26年6月から小児リハビリを始めました。更に一般病院としては珍しい鍼灸師も常勤しています。

これまでの3年間のコロナ禍で多くの人々がこの厄介なウイルスに感染し、それに伴い罹患後症状や後遺症に悩んでおられる患者様がますます増えてきました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の取り扱いが2類から5類に変わった医療の流れの中で、世間一般の人々は新型コロナへの危機意識が薄れ、感染された患者様の中には今までの生活を失った方や今だに遷延症状に苦しまれている方が多くいらっしゃる事実が見過ごされています。当院では重症の新型コロナウイルス感染患者の治療はできませんが、罹患後症状や後遺症の患者様の治療についてはお力になれると思い、この度専門外来を設けて診療を開始することにしました。

私達は患者様の症状に応じて西洋医学と東洋医学を統合した全人的医療で対応し、可能な限り患者様の健康回復を目指して日々努力していきます。また、必要に応じて耳鼻咽喉科、呼吸器・循環器・消化器内科、小児科、脳外科・脳神経内科の専門外来とも密に連携していきます。今後も患者様と共に歩み地域医療に貢献していく所存ですので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

ご不明点がございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

電話番号はこちら
0799-74-0503
ページトップ ページトップのアイコン

トップへ戻る