部門のご紹介
看護部
ご挨拶

名前
部長小林さおり
当院は、淡路島における地域支援病院として外来診療部門、回復期リハビリテーション病棟、障害者施設等一般病棟、医療療養病棟を有し、患者さま一人ひとりの状態やニーズに応じた医療とケアの提供に努めています。看護部では、「患者の尊厳を守り、根拠に基づいたケアを実践する」ことを理念とし、日々質の高い看護・介護の提供を目指しています。また、医師、介護士、リハビリテーションスタッフなど、他職種との連携を蜜にし、チーム医療の力を活かしながら、患者さまにとって最善のケアを追及しています。
近年では、ケアの質の向上に向けた取り組みや、看護倫理に配慮した組織作りにも力を入れており、職員一人ひとりが誇りとやりがいを持って働ける環境作りに取り組んでいます。これからも、地域の皆さまにとって信頼される病院であり続けるために、看護師として専門性と人間性を兼ね備えた看護を提供し続けてまいります。
看護部理念
「支える心、癒す手、つなげる手」
- 患者の尊厳を守り、根拠に基づいたケアを実践し、専門職として成長し続ける看護を目指します。
- 働きやすい環境を整え、質の高い看護の提供に努めます。
2025年度 看護部目標
- 患者主体のケアを実践し、倫理的に適切な看護を提供する
- 科学的根拠に基づいたケアの推進
- 専門職としての成長を支援する教育体制の充実
- 労働環境の改善と業務の効率化
特定行為研修終了看護師
2015年10月より「特定行為に関わる看護師の研修制度」が創設されました。日本は超高齢化社会と言われており、当院がある淡路市は65歳以上の人口が36%以上となっています。在宅医療から慢性期医療を担う必要があり、チーム医療を行う中で従来の看護師ではできなかった処置等が医師の指示の下、手順書に基づき実施できるようになりました。(9区分16行為)また、幅広い治療や看護・ケアが必要な中で、キーパーソンとしての役割を担い活動しています。
当院の特定行為研修修了看護師

当院はこの研修制度を修了した看護師が4名います。
特定行為についてご質問がございましたらお気軽にお声掛けください。
慢性期医療の現場で求められる9区分16行為
- 侵襲的陽圧換気の設定の変更
- 非侵襲的陽圧換気の設定の変更
- 人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整
- 人工呼吸器からの離脱
- 気管カニューレの交換
- 中心静脈カテーテルの抜去
- 末梢留置型中心静脈注射用カテーテル(PICC)の挿入
- 褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去
- 創傷に対する陰圧閉鎖療法
- 持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整
- 脱水症状に対する輸液による補正
- 感染徴候がある者に対する薬剤の臨時の投与
- インスリンの投与量の調整
- 抗けいれん剤の臨時の投与
- 抗精神病薬の臨時の投与
- 抗不安薬の臨時の投与