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ひがしうらニュース

漢方薬とは💊担当:薬局💊

中国が起源で、日本で独自に発展した「漢方医学」で使われるくすりのことです。

漢方薬は「生薬」を複数組み合わせて作られています。「生薬」とは、植物の葉・茎・根などや鉱物、動物などの薬効となる部分を加工(切る、乾燥する、蒸すなど)したものです。

漢方薬は、漢方医学の考えに基づき、複数の生薬を定められた量で組み合わせたくすりです。

例えば、「葛根湯(かっこんとう)」は7種類の生薬から構成されています。

 

 「葛根(カッコン)」:クズ(マメ科) の周皮を除いた根を乾燥したもの

 「大棗(タイソウ)」:ナツメ (クロウメモドキ科) の果実を乾燥したもの

 「麻黄(マオウ)」:マオウ科マオウの地上茎

            主要成分はエフェドリン(市販の風邪薬にも含まれている)

 「芍薬(シャクヤク)」:シャクヤク(ボタン科) の根を乾燥したもの

 「桂皮(ケイヒ)」:クスノキ科桂の樹皮又は周皮の一部を除いたもの、シナモンの香り

 「生姜(ショウキョウ)」:ショウガ(ショウガ科) の根茎を乾燥したもの

 「甘草(カンゾウ)」:ショ糖のおよそ150倍の甘味を有するといわれている文字どおりの「甘い草」

 

西洋薬の多くは一剤に一つの成分ですが、漢方薬は複数の生薬が組み合わさっているため、様々な症状があっても一つの漢方薬で対応出来ることがあります。

自分の症状にあった漢方薬を見つけるために、漢方に詳しい医師に相談してみてはいかがでしょう。

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