ベースとなる成分の違いで、使い心地や刺激性などに差があります。
軟膏もクリームも、ベースとなる成分(基剤)に有効成分を混ぜ合わせて作られています。
この基剤の違いによって、有効成分が同じでも、使い心地(塗り心地)や刺激性などに違いが生まれます。
「軟膏」の特徴
白色ワセリンなどの油性基剤をベースに作られています。
保湿力が高く、皮膚を保護する効果があります。
クリームに比べるとべたつきが強く、使いにくく感じることがあります。
「クリーム」の特徴
クリームの基剤には、油性成分に加え、水やグリセリンなどの水分が含まれています。
さらっとなめらかで、のびがよく、ベタつきにくいです。
軟膏やクリーム以外にも、スプレータイプやローションタイプ(液状の外用薬)などさまざまあります。
診察時に先生に相談してみてくださいね。