こんにちは!
リハビリテーション課の理学療法士 北山です。
今回は『訪問リハビリテーション(以下、訪問リハビリ)』についてお話します
『訪問リハビリ』とは
「居宅要介護者について、その者の居宅において、その心身の機能の維持回復を図り、日常生活の自立を助けるために行われる理学療法、作業療法その他必要なリハビリテーション」
と定義されています(引用:001123920.pdf (mhlw.go.jp)
つまり、理学療法士等が
ご自宅に伺って、その人らしい生活を支えるリハビリテーション
です。
その中でも『訪問リハビリ』の大事な役割である「日常生活の自立を助ける」について、
理学療法士の目線で具体的におこなった事例を簡単に紹介します。
その方は、「歳とともに今まで通っていた体操教室に通うのがしんどくなってきた」とお話され、
「友達も誘ってくれるから、また通いたい」と希望もお話されました。
そこで、身体の状態をいろいろと確認し、
「6ヶ月後には体操教室に行ってみる」を生活の目標にしました。
(イラストはイメージです)
関わりとしては、筋力運動の実施や自主練習の提案、教室まで移動できるように歩行練習などです。
ご本人の頑張りもあり、予定通りに6ヶ月後には目標を達成することができました (^^♪
(この時点で『訪問リハビリ』も終了しました!)
そして、お友達と会うことを楽しみに今でも体操教室に通い続けています。
このように「日常生活の自立」といっても人それぞれです。
できることが増えることで社会的なつながりも得られ、より長く住み慣れた地域で暮らし続けることができます。
最後に、生活する上で困ったことがあり「訪問リハビリ」を希望される場合は、
まず、担当ケアマネジャーさんか淡路市在住の方は市役所の地域包括支援センター(0799-64-2145)もしくは、お近くの在宅介護支援センターにご相談ください。