こんにちは! リハビリテーション課の上田です。
本日は、当課の院外での地域活動(総合支援事業)について紹介します。
当院では、淡路市から委託を受けて、淡路市や市内他病院・事業所と協働して、集いの場への支援(リハビリテーション専門職の派遣)をおこなっています。
主な支援先は「いきいき100歳体操」を実施している会場です。
「いきいき100歳体操」は高知市が介護予防事業として考案した、重りを使った筋力運動を中心とした体操です。
筋力や歩く速さが改善されるなど、多くの効果が報告されている有用な体操です。
ちなみに、淡路市では「いきいき100歳体操」を実施している会場は約130会場と、非常にたくさんの会場で実施されています!
その様々な会場で、理学療法士をはじめとするリハビリテーション専門職が会場に派遣されたときは、体力測定や個別相談(問診と生活状況、心身機能の状態からアドバイス)をし、
要介護リスクが高くなっている方がいないかを拾い上げる役割を担っています。
そして、毎年秋ごろに、この「いきいき100歳体操」の会場世話人さんを中心とした交流会である「つどい」が開催されています。
今年の東浦地区の「つどい」には、当課の理学療法士 上田が来賓及び講師として参加しました。
東浦地区の「つどい」では、10年実施している会場や90歳以上の参加者への表彰、会場の取り組みを紹介することを目的に住民さんが考えた漢字クイズや歌唱を体験されました。
上田からは「いきいき100歳体操のポイント」として、
①体操の目的やフレイル(要介護の一歩手前の状態)の予防
②より効果的に運動ができるように個別の体操のうち3種類のポイント解説
をしました。
体操では少しの違いで動かしている体の部分が違うことを体感してもらい、
参加者の方々が気づきを得られた様子を感じることができました。
このように、リハビリテーション課では地域住民の健康増進・介護予防にも取り組んでいます。
今後も地域の皆様や淡路市のご期待に添えるよう、ともに歩んでいきたいと思います。