胃透視検査は、バリウムと空気を用いて食道・胃・十二指腸の病変をチェックするための検査です。
胃を膨らませるための発泡剤を飲んだあと、続いてバリウムを飲みます。
通常のX線撮影とは異なり、X線を連続して照射しながら行い、リアルタイムに表示される映像を観察しながら検査を進めます。
また胃を様々な角度から観察するため、透視台の上で何度も体位変換を行いながら撮影していきます。
(胃透視検査、撮影画像の一部)
検査を行うにあたって胃の形状を立体的に理解することが第一歩。
針金を使って作る胃の模型が有名です。
新人放射線技師が胃透視検査デビュー前に作った・・・
胃たろうの向きをクルクル変えながら頭の中で撮影体位と
体位変換時胃の中バリウムの流れ、撮影画像を一致させていきます。
これからも診断に役立つ画像を提供するためスキルアップしていきたいと思います。