10月は国民の祝日「体育の日」(※現在は「スポーツの日」に名称変更。)もあり、健康や体のケアに気を付ける月であることから、12日は「とう(10)にゅう(2)」(豆乳)と読む語呂合わせから、豆乳を飲み続けることで、体の中から美しさを引き出してもらい、豆乳市場の活性化を図ることが目的で、日本豆乳協会が2008年(平成20年)に10月12日を豆乳の日に制定されました。
豆乳の発祥は中国で、大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて煮つめた汁を漉した飲料で、別名ソイミルクといいます。
牛乳に似た外観と食味があり、大豆特有の青臭さがあり、この風味を好む人も多いが、飲みづらいと感じる人もいるため、果汁を加えたり砂糖などで甘みを加えた飲料も販売されています。煮詰めた汁を濾して残った繊維質のものがおからです。
豆乳に含まれる栄養素には、サポニン(ダイエット、アンチエイジング効果)、オリゴ糖(便秘対策)、大豆イソフラボン(女性ホルモンの働きをサポートする)など、女性に多い悩みを解消する効果が期待できると言われています👩✨
また、期待する効果によって飲むタイミングを選ぶことで、効果を感じやすくなる可能性があります。例えばダイエットのサポートとして豆乳を取り入れる場合は、食事の前に飲むと満腹中枢が刺激され、食べ過ぎ防止になります。また起床後に飲めば、整腸作用による便秘解消が期待できます(^^♪
女性にメリットだらけの豆乳ですが、飲み過ぎには注意しましょう。イソフラボンの過剰摂取は女性ホルモンのバランスを崩すことになりかねません。バランスが崩れてしまうと、かえって肌荒れを起こしたり生理不順になってしまう可能性があります。豆乳に含まれる大豆イソフラボンの一日摂取目安量の上限は70~75mgと言われており、豆乳の量に換算すると約280~300g。コップで1杯半ほどの量になります。毎日飲むことに問題はありませんが、適度な量に留めておきましょう。
無調整豆乳 … 大豆を絞った乳白色の液状そのままの豆乳
調製豆乳 … 無調整豆乳に少々の塩や砂糖などで飲みやすく調整したもの
豆乳飲料 … 調製豆乳に果汁や紅茶(フレーバー)などで味付けしたもの
スーパーやコンビニなどで売られている豆乳(類)商品は、この3種類にわかれています。
体にいいとはわかっていても、独特の風味が苦手という方には、豆乳飲料がおすすめです。
ほとんど豆乳の味を感じず、味のバリエーションも豊富です。また、調整豆乳は加熱し、スープなどすると口当たりがよくなり飲みやすいです。
飲んだことのない方は、一度、試してみてはいかがでしょうか。
適度な量を摂取し、体の中からキレイになりましょう!