栄養士のコバナシ💬スタートです(^^)/
こちらでは、栄養士の豆知識を紹介したいと思います💡
【飲みかけのペットボトルで食中毒!?】
段々と暑くなり水分補給が大事!と言いますが、
皆さんのそのペットボトル大丈夫ですか!?
ペットボトルは持ち運びができ、いつでも飲めるのでとても便利ですよね!
ですが一度 口をつけたペットボトルは、室内でも時間が経てば経つほど細菌が増殖するのです( ;∀;)
【飲料中の細菌数】
食品微生物センターより以下のような結果が発表されています。
24時間後の飲料1㎖あたり (実験環境:室温25℃前後)
◆スポーツ飲料 ➡ 1100個
◆オレンジジュース ➡ 5千個
◆緑茶 ➡ 1万個
◆麦茶 ➡ 2万7千個
麦茶では50倍超えまで細菌が増殖していたのです(*_*)
これは原料である麦に含まれる炭水化物を細菌が好むことや、無添加で保存料が入っていないためです。
一般的に菌が10万から100万個を超えると”腐敗の初期段階”となり、食中毒の危険性が出てくるのです。
麦茶以外では、牛乳成分の入ったコーヒー・紅茶飲料も細菌の増殖率が高いと言われています。
細菌が増えやすいのは気温30℃前後と言われています!
気温が高ければ高いほど注意が必要になります。
【食中毒にならないためにはどうすればいいの?】
①開栓後は早めに飲み切る
時間をおいて飲むのはやめましょう。飲み残しは冷蔵庫で保管し、早めに飲み切ること。
②コップに注いで飲む
外出先では難しいかもしれませんが、家ではペットボトルの直飲みはやめましょう。
※直飲みをしなくても開栓してしまえば、外気に触れる事になるので、細菌増殖は防げません。
③部屋や車の中、カバンの中に置きっぱなし、入れっぱなしにしない
また、使い終わったペットボトルに違う飲み物を入れて再利用することも、細菌を増殖させる原因になるのでやめましょう。
皆さんの身近にある落とし穴、気をつけましょう。。。(__)