こんにちは。本日は園芸療法士の取り組みをご紹介します。
活動の中で入院患者様や利用者様に特に良い反応があるのが、花鑑賞になります。
美しく咲いた花を鉢ごと台車に乗せて、施設内のホールやベッドサイドで鑑賞していただいております。
花を見ているときの皆さんの笑顔はとても素敵です。
そして、ポジティブな発言がみられます。
これは、花の持つ力です。
残念ながら、園芸療法士が花を持たずに近づいても、この笑顔や発言は引き出せません。
この時、花を見せるだけではなく、花を共に鑑賞して、感情や時間を共有することも大切になります。
美しい花を見て、ストレスを下げて、自分らしさを取り戻す。
これは入院患者様だけでなく、現役世代で働く私たちスタッフにも必要なことだと思います。
現在は、スタッフのストレス軽減を目的にリハビリテーション科のスタッフルームに観葉植物を設置しています。
仕事の合間に自身の植物を気に掛けたり、潅水をしたり、植物に関する会話が行われています。
少しの時間でも植物を見たり、世話をする事によりストレス軽減効果があるという研究があります。
入院患者様や利用者様、そしてスタッフにとって植物を上手に利用した心地よい環境作りをしていきたいと思います